どうもMr.Kold(@kold_beat)です!
最近DAWソフトはStudio Oneを主に使っているので
「”WindowsのLenovo IdeaPad C340”と”Mac OSの iMac 2011”でソングデータが共有出来たら面白いんじゃないか?」
そう思いやってみることにしました。
方法としては
「ソングデータが入ったフォルダをクラウド上に置いて、”Lenovo IdeaPad C340”と”iMac”それぞれからアクセスする」
使うクラウドは、iCloud Driveにしてみました。
個人的体験から、同期の速さからするとDropBoxの方が良さそうなのですが、自分が使っているプランだと空き容量が少ないので今回は見送り。
Google Driveは使える容量は大きいですが、あまり同期が早くない印象があるのでパス。
iCloud Driveはそこそこ速そうなのとMacとの親和性の良さ、容量が足りなくなっても50GBにするのに130円しかかからないので今回採用しました。
では、メインで使っているiMacのStudio OneのソングデータをiCloud Driveに置いて、Lenovo IdeaPad C340のStudio Oneで開いてみました。
画像のような表示が出て上手く開きませんでした(泣)。
他にも問題点が出てきたので解決策も含めて考えていきます。
音声データが上手く反映されない
上の画像のような表示が出たのは、音声データの保存場所がWindows、Macで違うために出てきたようです。
同じクラウドに保存しておけば上手くいくかと思ったんですが、単純にはいかないみたい。
色々調べた結果「外部ファイルをコピー」をしておけば、ソングデータが入ったフォルダに「Media」というフォルダができ、その中の音声ファイルを上記表示された時に指定してあげれば音声ファイルが反映されます。
ちなみに、フラッシュメモリ等のローカルでソングデータの受け渡しをする場合も「外部ファイルコピー」を行い、ファイルを指定してあげれば音声ファイルが上手く反映されます。
Battery等のStudio One純正ではないサンプルデータベースのプラグインが動作しない
他のBFD等のサンプルベースの音源などもこれに当たると思います。
これも上記に通じることなのですが、サンプルがある位置のパスがWindowsとMacで合わないので上手く動作しません。
ただ、Studio One純正のプラグイン”Impact XT”は、上記の「外部ファイルをコピー」をしておけば動作しました。
AUプラグインはWindowsでは動作しない
よくよく考えたら当たり前なのですが忘れていました(汗)
Windows、Macだけ使っている場合にはあまり意識しませんが、Windows、Mac感でデータの受け渡しをする場合はここを注意しておかなければいけません。
Windows → Macでソングデータを作って編集する場合は基本的にVST又はVSTiなので問題無いです。
ただ、Macの場合は画像のようにVSTとAUが混在するので要注意。
これはVST(エフェクター)とVSTi(インストルメント)両方に言えます。
単純にVST選んでおけば問題は無いです。
両方に同じプラグインを入れておかないといけない
Windows、Mac共に同じプラグインが使えるようにしておいてください。
最近は、同時に立ち上げ無ければ何台アクティベートしても良いプラグインが多いので何とかなると思います。
ただ、iLokで管理されているプラグインやWavesは少し工夫が必要です。
自分の場合、iLok管理のプラグインは大体ライセンスが2つ付いてきますので、WindowsとMacそれぞれで認証しています。
iLokのオーサライズキーを使用している方は、iLokのオーサライズキーを挿しかえれば良いのでその点は楽かもしれないですね。
Wavesの場合、自分は、一度ローカルのアクティベート外してクラウドに移し、その後、使うパソコンでアクティベートするようにしています。
最近はWavesも、任意のフラッシュメモリでiLokみたいにアクティベート出来るようになっていますが、フラッシュメモリが物理的に壊れたら面倒臭いなーっと思ったので上記方法でアクティベートしています。
慣れればそんなに時間はかからないので意外とオススメです!
iCloud Driveの容量がギリギリだと同期が上手くいかない
iPhoneのデータもiCloud Driveでバックアップしているので、気づけば容量が足りなくなることが何回かありました。
そうなると、iCloud Driveの容量を空けてもソングデータの同期が上手くいかないことが多かったです。
単純にiCloud Driveの容量を50GBに増量した問題なく同期されるようになりました。
どんどんサブスクの契約が増えていくー(泣)
まとめ
予想はしていたのですが、やはり一筋縄ではいきませんでした(汗)
クラウド上でソングデータを共有出来ると便利かなーっと安易に思っていたんですが、上記のように色々工夫しなければいけないことが沢山…。
最近は、フレーズを変えないと判断したプラグインは出来るだけ音声ファイル化するようにしています。
クラウド上にソングデータを置く時にプラグインの互換性を解消する方法でもあるんですが、CPUの負荷も軽くなるのでやってます。
ただ、ソングデータの容量が重くなるのは少し問題かな?!
他に、一通り作業が終わって、今後特に触る予定が無くなったソングデータは、Mac上にダウンロードしてクラウド上から消すようにしています。
クラウドの容量確保もあるのですが、物理的にバックアップを取るというのも重要なのでやっています。
容量が許すなら、バックアップはクラウド、ローカル両方で取っておいた方が良いですよね。
以上「Studio Oneのソングデータをクラウド上で管理して、Windows、Macで使えるか試してみた!」でした。
まだまだ問題は出てきそうですが(汗)、また何かありましたらご報告します。
何かの参考になれば!
ではでは!
サウンドハウス:PRESONUS ( プレソナス ) / Studio One 4 Professional 日本語版(ボックス)
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