どうもMr.Kold(@kold_beat)です!
今、メインで弾いているEpiphone Thunderbird以外に所有しているHistory TH-BJ4のレビューをしたいと思います。
現在、Historyから同じ名前のベースが販売されていますが、今のバージョンではなく前のバージョンになります。
現在のシリーズとの簡単な見分け方はブリッジの違いでしょうか。
ざっくり感想
◉楽器としての作りが良い
◉音は良くも悪くも普通
◉楽器としての作りが良い
買った当時は新品で10万円を少しこえるくらいの値段だったと思います。
その価格帯のベースとしてはすごく丁寧に作られています。
ナットはおそらく牛骨ですし、ブリッジもGOTOH-510B4良さそうなブリッジです。
ベースを持った感じの重さやバランスもすごく良いです。
ネックに関しても、2000年初頭くらいからこのベースを所有していますが、特にこれといったトラブルはありません。
R COCCOの50−110という太めの弦を張っていますが、あまり影響を感じません。
ネック材に「タイムレスティンバー」という木材が使われているらしいので、それの恩恵でしょうか?!
ネックのフィーリングも「ザ ジャズベ」という感じで良い感じです。
◉音は良くも悪くも普通
音は、良くも悪くも普通です。
音に癖がほとんど無く感じます。
ピックアップが「Louis」という知らないメーカーなのでその影響かも知れません。
癖が少ない分プレーヤーの音を素直に出してくれる感じです。
実際、自分よりもベースが上手い人が弾いたらすごく良い音がしていましたのでw
癖が少ない分、楽曲に左右されずどの曲でも平均点以上は出しやすいと思います。
色々なジャンルをやる人にはオススメかも知れません。
ただ、低音は結構タイトな印象なので、低音をガンガン出す音楽は苦手かも。
サークルフレッティングシステムというフレットの打ち方がされているので、ベースのピッチ感は良いのかも知れません。
自分の耳ではそこまでの判断は出来ておりません。
サークルフレッティングシステムのフレットのためか、普通のフレットよりも減りやすいかも知れないです。
◉余談
このベースに付いているGOTOH-510B4の話です。
このブリッジは少し特殊で、2つのロックするためのネジがあります。
(※ブリッジが汚いのはご了承くださいw)
1つは各ブリッジの高さ調整を固定するネジで、あと1つは、オクターブ調整のブリッジのコマを固定するネジです。
それぞれを緩めて各ブリッジの高さを調整したり、オクターブ調整をしないとブリッジ自体が壊れてしまうこともあるらしいので、注意して調整して下さい。
このブリッジは生産完了しているみたいですね。
自分も壊さないように気をつけなければ。
感想
History TH-BJ4は自分の中でベースの音を考える時の一つの基準の音になりつつある楽器です。
普通に良いジャズベースだと思います。
一本このようなベースがあると色々便利です。
ただ、もう少し低音感が欲しいので、サンダーバードのピックアップかハムを載せようか妄想することも多々ありますw
楽器としての作りはとても良いので改造する際のベースにしても良いと思います。
中古だとそこそこ手が出しやすい価格で売られていますし。
それにしても、島村楽器が出す、History、Coolzは人気無いですね。。。
個人的には、扱いやすく、安定した音を出しやすいギターやベースが多くて好きなメーカーなんですが。
楽器に癖が無さすぎるからでしょうか?!
みなさんの何かの参考になれば。
ではでは。
※コメント欄ははこちら