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DAW作業出来る?M1搭載Macbook AirのLogic Pro上でプラグイン動くか試してみた【2021年2月】

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どうもMr.Kold(@kold_beat)です!

 

先日手元に来たM1搭載Macbook AirのLogic Pro X上でいくつかのプラグインをインストール、動作確認したので、その報告をしたいと思います。

※2021年2月現在の話です。

 

先に動作確認した上での感想ですが、

DAWで即戦力のMacが欲しい人はM1搭載Macは止めておいた方が良さそう…

 

思ってたよりも動作するプラグインは多いですが、Wavesが使えませんでした。

これが結構痛い。

作業していて、思いがけないところ動作しないプラグインが必要になってくることになりそうです。

自分はそれに陥りそうなので、現状はまだM1搭載Macbook Airに移行はしていません。

 

逆に

バッテリー持ちが良くて、コンパクトなサブMacが欲しい

現状動作しているプグインで作業が代用出来そうな人

今からLogic ProでDTMを始めようと思っている人

上記の人は良いかも。

 

バッテリーの持ちは本当に良いですし、コンパクト且つパワフルなPCなので、外に持ち出すレベルとしては必要十分以上の性能を発揮してくれます。

 

他にLogic ProでDTM始めたい人は良いかも知れないです。

始めた当初は、内蔵のプラグインしか使わないと思うのと、外部プラグインが欲しくなってきた頃には各社対応してそう。

Cubaseなど他のDAWソフトを使う予定なら他のWindowsPC、上位のIntel搭載Macの方が無難かと思います。

 

では、動作確認の報告をしていきます。

※個人的によく使うプラグインを優先的に入れていますのでご了承ください

 

Big SurとM1搭載Macの各DAW、プラグインソフトの対応状況をまとめた記事も書いていますので、こちらも参考にしてみて下さい。

DAW、DTM各メーカーのBig Sur、M1搭載Macの対応状況まとめ
M1Mac、Big Surに対する主な各DAWメーカー、プラグインメーカーの対応状況をまとめてみました。

 

 

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Waves製品全般

現状、動作しません。

自分の所有しているものはV9、V10、V11、V12が混在していますが、V9、V10、V11、V12動作しませんでした。

公式のサポートはまだです。

 

ちなみに、V12のRealTime Tuneが一度動作したのを確認できましたが、その後動作しなくなってしまいました。

あと、Wavesは最新バージョンでないとM1搭載Macでは動作しない可能性が高いです。

 

旧バージョンのWavesを持っていて、M1搭載Macの購入を検討している人は、この分の費用がかかる可能性を頭に入れておくと良いと思います。

ちなみに、自分はHorizonといくつか単品で買ったプラグインのV12へのアップグレードするためにWaves Update Planへの加入が必要で、最高24000円ぐらいかかるようです。

Waves Update Planについての記事はこちら↓
【どんな時に必要?】「Waves Update Plan」について調べてみました
「Waves Update Plan」について「どんなものなのか?」「どんな時に必要か?」「お得に支払う方法」など書いています。

 

 

 

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iZotope 「Neutron3」「Ozone9」

Neutron 3は動作しませんでした。

他は普通に動きました。

 

Neutron 3自体は動作しませんが、Neutron個別のプラグインは動作するので、トラックアシスタントを使わないなら問題無いかと思います。

これはSleepfreakesさんでも報告が上がっていましたが、公式はまだサポートされてないので予想に反して嬉しい結果です。

 

 

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AAS「GS-2」

少しマイナーですが、個人的によく使うギター音源です。

公式では動作はサポートしていませんが、動作しました。

 

他のAAS製品もこの調子で動く可能性があります。

機会があれば試してみます。

 

 

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Native Instrument 「Kontakt」「Battery」

「Kontakt」と「Battery」を入れてみましたが、今のところ問題無く動作しています。

「ALICIA’s KEYS」「THE GENTLEMAN」「HYBRID KEYS」も問題なく動いています。

「Maschine」「Massive」などの他のプラグインは容量を考えながらインストールしてみようと思います。

 

 

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Xfer Records「Serum」

こちらも問題なく動作しています。

自分はSpliceからレンタル契約している形なので不安もありましたが、大丈夫でした。

 

 

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Plugin Boutique「Scaler 2」

こちらも問題無く動作しています。

 

 

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Mixed In Key「Captain Plugin各種」

こちらも問題無く動作しています。

 

 

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IK Multimedia「MODO BASS」

公式ではサポートされてませんが、こちらも問題無く動いています。

ライセンスマネージャーをインストール後に、そこからのダウンロード、インストールで上手くいきました。

 

 

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Loopmasters「BassMaster」

こちらは動作しませんでした。

インストーラーさえ起動せず。

 

インストルメント系は多く動作していたので期待していたのですが、残念。

公式のサポートを待ちたいと思います。

 

 

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Celemony「Melodyne」

自分はV4のアシスタントを入れてみましたが動作しました。

公式からの情報によると、Rosetta2経由で動作しているようです。

V5も動作するようなので、タイミングをみてV5に上げてみようと思います。

 

 

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動作の軽さ

動作はすごく軽く感じます。

比較対象がiMac 2011なので当たり前とは思いますが。

Serumを無造作に挿してもCPU負荷が一気に上がるのが無くて嬉しいです。

 

 

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まとめ

現状、正式対応がなされていないプラグインが多い中、結構普通に動くプラグインが多いです。

Rosseta 2の出来が思ってた以上に良いようです。

これから先、公式でM1チップに多く対応してM1チップの性能がフルに活かせるとどうなるか楽しみです。

 

個人的な予想では、DAW環境がM1チップに対応完了する頃には新しいチップが出ている気がします。

現状、動作に問題が無いMacをお持ちの方は、次世代チップ搭載を待った方が得策だと思います。

 

今回簡単にプラグインを試した印象としては、「トラックメイキングは出来そうだけど、ミックス・マスタリングは工夫しないと出来ないかも」ということ。

やはりWavesが動かないのが痛いです。

 

他のプラグインの登場でWavesを使う比率は減ってきたとしても、必ずなにかしらで1つ以上使っていることが多い感じ。

それも意外とそのプラグインに置き換わるプラグインが無かったり。

こういう時にWavesのオンリーワン感を感じる時でもありますね。

 

そういう意味でトラックメイキングに関しては、同じような動作をするプラグインが何種類かあったりするので上手くやりくりすれば出来そうな感じがします。

自分も少しずつやってみて、また後日レビューする予定です。

 

そして最初にも書きましたが、「即戦力のMacを求めている人はM1搭載Macは止めておいた方が良い」と思います。

現状の動作環境を見る限りだと、Intel搭載Macの位置に丸々置き換わることは不可能かと。

 

あと、意外と落とし穴があるのがオーディオインターフェースなどの周辺機器

外部レコーディングで使おうとZoom R16の動作状況を確認したら、M1搭載Macでは動作しませんでした。

 

他にも、最近購入したAntelope Audio Discrete 4 Synergy CoreはThunderbolt 接続では動作しませんでした。

USBではハブを介してなら動作しました。

 

まだ公式がサポートしていないのでしょうがないんですけど、意外とオーディオインターフェースのドライバーは盲点でした。

他のドライバーが必要なハードウェアを持っている人はM1搭載Macを買う前に要確認です。

 

あと、Logic Pro XでDAWを始めたい人はコスパが良いMacかも知れません。

個人的な見解ですが、M1搭載Macは「ハイスペックマシン」ではなく「安くても結構動くマシン」。

 

CPUのベンチマークスコアを見るとIntel Core i9と張り合ったり、

内蔵グラボで動画編集がサクサク出来ちゃったりするので「ハイスペックマシン」みたいに見えますが、

それぐらいのスペックを持ったパソコンがMac miniなら72800円(税別)、Mabook Airなら104,800円(税別)から購入できるのが凄いことかと思います。

ただ「長く使うならメモリ16GB、SSD512GB以上にした方が無難かな」とか考えて気付けば金額高くなりますけどねw

 

ただLogicに拘らないのなら他のWindows PC、またはIntel Macの方が良いんじゃないかと個人的に思います。

 

色々書いてきましたが、とりあえず現状自分は満足しています。

 

一番感動しているのは、本当にバッテリーが全然減りません

バッテリー50%以下ぐらいから、プラグインのインストールを3、4時間くらいぶっ続けでやっていましたが、終わった時にまだバッテリーが20%以上残っていたのは驚きました!

環境が整ってきたら、外に持ち出し用のPCとしてトップクラスになると思います。

 

あと、カッコいいですw

 

以上、「M1搭載Macbook AirのLogic Pro上でプラグイン動くか試してみた」でした。

 

最初の方にも書きましたが、Big Sur、M1搭載Macについて各種DAW、プラグインソフトの対応表も随時更新しているので良かったら参考にしてみて下さい!

DAW、DTM各メーカーのBig Sur、M1搭載Macの対応状況まとめ
M1Mac、Big Surに対する主な各DAWメーカー、プラグインメーカーの対応状況をまとめてみました。

何かの参考になれば!

ではでは!

 




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