米Appleが6月6日(現地時間)に「WWDC22」を開催しました!
それに伴い、M2チップ搭載「Macbook Air」「Macbook Pro13インチ」が発表になりました。
M2チップ搭載「Macbook Air」「Macbook Pro13インチ」って「どんな感じ?」「買いなの?」など色々思うことがあったので今回は記事にしてみました。
従来から変わった所
M1搭載Macから何が変わったか、何点かピックアップして簡単にまとめてみました。
・M2チップ搭載
M1チップから18%高速になったCPU、35%パワフルになったGPU、40%高速になったNeural Engineで構成されています。
・メモリを24GBまで積める
以前のM1チップではメモリが16GBしか積めませんでしたが、M2チップ搭載により24GBまでメモリが積めるようになりました。
・MagSafe 3充電ポート搭載(Macbook Airのみ)
従来からある Thunderbolt / USB 4ポート 2つに加えて今回からMagSafe 3充電ポート搭載されました。
別売りの67Wアダプタで30分で最大50%の高速充電も可能になったようです。
・ディスプレイが13.6インチに(Macbook Airのみ)
カメラ部分をノッチにすることにより、画面占有面積が増えて従来の13インチから13.6インチに拡大したようです。
・本体デザインが変わった(Macbook Airのみ)
以前の流線形のデザインから新しい14・16インチMacbook Proのようなデザインに近づきました。
・色が4色展開(Macbook Airのみ)
以前の3色から「ミッドナイト」が加わり4色になりました。
・価格変更
円安の影響か、開始価格164,800円~とM1 Macbook Airより高くなりました。
M2 Macbook Proは178,800円~。
DTM・DAWをする上で買いなのか?
結論から言いますと、
個人的にDTM・DAWをする上で、
メモリは16GB・SSDは1TB以上あった方が良いと思っています。
・M2 Macbook Air
・M2 Macbook Pro
・M1 Pro Macbook Pro 14インチ
3機種をメモリ16GB・SSD1TBにしてみます。
すると価格が
・M2 Macbook Air 264,800円(税込)
・M2 Macbook Pro 262,800円(税込)
・M1 Pro Macbook Pro 14インチ 302,800円(税込)
(※2022年6月9日現在)
その価格差でCPU性能が
M1比較でM2搭載のMacbook2機種はCPUが18%高速
M1比較で8コアM1 Pro Macbook Pro14インチはCPUが28%高速(こちら参照:https://browser.geekbench.com/mac-benchmarks)
拡張性が
M2 Macbook Airは、Thunderbolt / USB 4ポート 2つ、MagSafe 3充電ポート
M2 Macbook Proは、Thunderbolt / USB 4ポート 2つ
M1 Pro Macbook Pro 14インチは、Thunderbolt / USB 4ポート 3つ、MagSafe 3充電ポート、SDXCカードスロット、HDMI ポート
上記の差があります。
4万円にその違いの価値があるのか?
CPU性能が高くなるというのもありますが、
拡張性が高いというのが個人的には価値を感じます。
MagSafe 3充電ポートが新設されたお陰で、充電しながら2ポートを使えるんですが、Thunderbolt / USB 4ポート 2つだけでは足りなくなる可能性が高い。
オーディオインターフェース、MIDIキーボードを接続するぐらいだと問題無いのですが、
それに加えて外部ディスプレイ、外部ストレージなどを求め始めるとポートが足りなくなります。
ただ、M1 Pro Macbook Pro 14インチはThunderbolt / USB 4ポート 3ポート、HDMI端子、MagSafe 3充電ポートがあるので何とかなりそう。
欲を言えばもう少し拡張性欲しいぐらい。
ちなみにThunderbolt / USB 4ポート用の拡張機器はいくつか販売されていますが、値段も高くて2,3万円するのもザラです。
そう考えると、個人的には4万円の価格差の価値はあると考えます。
注意点したいこと
・CPUの高速化の話
18%の高速化は数字だけ見るとイマイチですが、そもそもM1チップ自体の性能も高かったので、もしかしたら、実際の使用感はもう少し良いかも知れません。
Youtuberさんのレビューを待ちましょうw
※こちらのベンチマークスコアからすると、M1 Pro 14インチのCPUの方が良いみたいです。
・OS問題と買うタイミング
M2チップ搭載のMacは7月が発売予定になっています。
その発売タイミングでは現状のOS Montereyが入っていると思います。
その後おそらく10・11月頃(OSの提供日は現状未定)から新しいOS Venturaが搭載されて出荷されると思います。
DTM・DAWで使いたいならしいOS Venturaが搭載される前に買った方が良いと思います。
理由は、新しいOSに各ソフト・プラグインのOS対応しいない場合があるから。
まだMontereyの方が各メーカーさんが対応してくれてると思います。
新しいMacを買う前に、自分が使うソフト・プラグインが購入したMacに入っているOSに対応しているか確認しましょう。
また、Appleホームページから買う場合は、事前にサポートセンターに確認してみると良いと思います。
まとめ
個人的に「14インチMacbook Proの方がお買い得かも知れない」という結論に至るとは思ってませんでした。
「あれだけの性能を持ったMacがこの価格で買える」というのがM1 Macbook Airが話題になった理由だと個人的には思ったので、個人的には今回の発表は少し残念に思いました。
高くなった一番の原因は円安の影響かな。
それにしても、メモリ16GB、SSD1TBで約26万円はなかなか高いな。。。汗
1つ気になったのは、M2搭載Macbook Air、Proの発表はされたのに Mac miniは発表されなかったということ。
Mac miniにM2搭載で10万ぐらいなら結構アリかなと思うんですが…
個人的にはMac miniの方が欲しい!
以上「M2 Macbook Airはお買い得なのか?DTM・DAWで使用する場合を想定してみた購入検討してみた」でした。
何かの参考になれば!
ではでは!
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