前回はiPad版Logic ProをiPad mini 第六世代で使い始める話をしました。
今回は、実際に触ってみた感想などを書いていこうと思います!
感想①:動作感
思ってた以上にサクサク動きます!
最低使用環境はA12 Bionicチップ、iPad mini 第六世代のチップはA15 Bionicチップなのでスペック的には少し余裕があります。
「Alchemy」とか重いシンセを何個も使わなければ、2,30トラックぐらい余裕で動きそうな雰囲気です。
あえて言うなら、事前に開いていたプロジェクトデータがローカルじゃなくネット上のプロジェクト(iCloudに上げているなど)の場合、ネット環境が悪いと立ち上がりが遅い場合がありました。
感想②:操作感
初めてLogic Proを触る人だったら直感的に使えそうなデザインです。
iPhone、iPad版のGarageBandをより細かく、深い階層にいけるようにした感じ。
その為、全体的にMac版とは違うインターフェースになっています。
それによりMac版ユーザーは操作に戸惑うかも。
プラグインや編集などに入る時の階層もMac版と違います。
インスペクタも独特な画面だし、
編集画面も違っていて「クオンタイズどこ?」ということもありますw
そして、iPad mini 第六世代の8.3インチディスプレイでは作業領域が狭い。
正直、パソコンのように色々なブラウザを開きながら作業するのは難しい。
作業領域を確保するため、ブラウザのオンオフを頻繁にしないといけないのは少し面倒に感じました。
感想③:プラグイン関係
概ねのプラグインやエフェクト関係は使えます。
全部は確認できていませんが、Mac版Logic Proのものはほとんど使える感じです。
ただ以前の記事で書きましたが、「Flex Pitch」は使えません。
ただ、プラグインの導入が少し独特。
基本的にはプリセットから選んでいくように設計されているみたいです。
Macのようにインスペクタから選択する方法ではないみたい。
プラグインの種類から選択しようと思った場合、プラグインの立ち上げからしか出来ないみたい。
(他にやり方知っている人いたら教えて下さい)
プラグイン・エフェクトの編集はプラグインの画像をダブルタップします。
エフェクトの追加はタッチ操作で考えると直感的で意外にやりやすい感じもします。
感想④:編集関係
これに関しては、Mac版のLogic Proの方が編集はしやすいです。
タッチ操作は直感的に出来るのが利点ですが、作業の効率化という面では動作が多くなりがち。
それは、iPad版Logic Proでも同じような印象です。
Mac版と同じことをしようとすると動作の回数が多くなります。
一応、外部キーボードを繋げばキーボードショートカットを使えるようです。
ただ外部キーボードを使うくらいならMac版Logic Proを使うかな。
もしかしたら、動作をもっと簡略化出来る可能性もあります。
何か発見したら報告していこうと思います!
まとめ
以上「【意外と良い感じ?!】iPad mini 第六世代でiPad版Logic Proは動くのか?【ファーストインプレッション】」でした。
個人的にはデモのとっかかりを作る時や、少し机を離れて曲のアレンジを考える時にiPad版Logic Proを使っています。
Mac版とは違って「起動が速いこと」「取り回しが良い」ことがメリットに感じてます。
そして、使ってて思ったのは「サンプルベースでトラック製作をする人」には結構オススメかも知れません。
Logic Proの新しい「Sampler」は比較的使いやすく、音も良い感じ。
色々エディットも可能です。
サンプルを活用する系の人だったら、もしかしたらiPadだけでもトラック製作が完結できるかも知れません。
また何か分かったらブログに書こうと思います!
何かの参考になれば!
ではでは!
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