どうもMr.Kold(@kold_beat)です!
今回は、MUSICMAN StingRay EXのレビューをしたいと思います。
レッチリのフリー、ルイスジョンソン等、様々な名手が使ってきたMUSICMAN StingRay。
その日本版が”EX”です。
現在は”EX”の方は販売されていません。
手に入れるなら中古で手に入れることになると思います。
自分も中古で購入しました。
確か名目上は「USA製のボディー、ネック、ハードウェアを日本で組みこんでいます」的なことを書いていたように記憶しています。
でも、多分、USA製よりは木材のグレードは低いと思います。
ネックのバーズアイはUSA製ほどなかったりしますので。
このベースを買った経緯
メインで使ってるアトリエZのサブが欲しいなーっと、プレベ、もしくはハムピックアップが載ってるベースを探している時にこのベースに出会いました。
個人的にStingRayは当たりハズレの差が激しいイメージ。
何回かUSA製を弾いたことあるんですが、ピンとこなくてスルーした記憶しかありませんでした。
今回もあまり期待はせず弾いてみたら…
「良いじゃん、コレ!」ってなりました!
しかし、値段が予算オーバーだったのでどうしようか迷っていたら…
店員さんの「安くします!」の一言に負けて買いました!w
それでは、レビューをしていきます。
見た目
このカラーリング、あまり見かけない気がします。
USA製では見かけた記憶もあるんですが、EXでは初めて見た気がします。
あえて言うなら、一時期フリーがライブで使ってるモジュラスのカラーと近いカラーリングだと思います!
USA製のStingRayのネックは、バーズアイやらフレイムやらがガンガン出てる個体が多いです。
このベースのネックはほとんどプレーンなのでネックのグレードはUSAより低いと思います。
あくまで木材のグレードなので、このネックが質が悪い訳ではありません。
むしろ、他のStingRayよりも安定しているし、鳴ってる気がします!
ネック裏がオイル塗装のなので画像のように黒くくすみやすいです。
ただ、握り心地はすごく良い!
太めのネックと相まって、演奏時の握ってる安心感がすごくあります!
音について
レッチリのベースフレーズを弾きたくなる音がします!
90年代後半から2000年代前半に流行ったミクスチャーロック・ラップメタルを彷彿とさせる音を出しやすいです!
日本だと、RIZE、山嵐…etc、海外だとLimp Bizkit、Rage Against the Machine…etc。
コントロール関係は、右から「マスターボリューム」「トレブル」「ミドル」「ベース」の3バンドEQになってます。
個人的には
辺りが動くイメージです。
EQ自体が結構癖があるので、一般的なアクティブEQと同じイメージでコントロールしようとすると混乱するかも知れません。
あとよく言われる「アクティブ回路側でローカットされてる」というのは多分されていると思います。
前にアナライザーで確認していたのですが、ブログの記事を書く前に、このベースのアクティブ回路が壊れた為に画像を載せきれませんでした。すいません。
多分、60~80Hz辺りからローカットされていると思います。
音に関しては、ハムピックアップの位置がジャズべのフロントとリアの間にあり、そのお陰で少し鼻づまった感じの癖のある音がします。
この癖のお陰で、ジャズベやプレべとは違った太く抜けの良い音を出せるのかも知れません。
まとめ
今回は、StingRay EXのレビューをしました。
StingRayは当たり外れが多いです。
このレビューを読んで「StingRay買おう!」っと思っても、絶対一度試奏することをおススメします。
当たり個体に出会えたら一生の相棒になってくれると思うので気長に根気よく探して欲しいです。
絶対いつか当たり個体に出会えると思います!
あと、EQが独特なのと基本的にローカットが入ってるので、人によっては音が軽く感じてしまうかも知れません。
単独だと軽く感じてしまいますが、アンサンブルに混ぜると意外とそうでもなかったりするので、一度純正でスタジオに入ってみることをオススメします。
気に入らなかったら、アギュラーとかに交換しても良いですし!
何かの参考になれば!
ではでは!
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