どうもMr.Kold（@kold_beat）です！
Arturiaのプラグイン。
良いという話を聞いていたのですが、なかなか試す機会もありませんでした。
最近Analog Labのセールが行っていて、安いと聞くとドンドン気になってきました。
とりあえず、所有しているARTURIA MINILAB MK 2付属のAnalog Lab Liteを使ってみたので、レビューしていきます。
使い方
マルチ音源系のプラグインを使ったことがある人なら普通に使えると思います。
プラグインの種類で絞っても良いし、楽器の種類で絞っても、スタイルで絞ることも出来ます。
そこで絞り込んだ結果として、真ん中にプリセットが並びます。
気に入ったものがあれば、お気に入り登録も出来ます。
各種設定は、下のノブ等から調整できます。
ただ、これ以上細かい設定をしたい場合は、プリセットで使われているプラグイン単体かV Collectionが必要になるようです。
細かく設定を弄りたい人は注意して下さい。
音質
Analog Labのフルバージョンでは6500のプリセット、Liteバージョンでは500プリセットあるようです。
まずは、シンセから。
フルバージョンでは5935、Liteでは441プリセットあります。
シンセはビンテージシンセを基本にした太い音が特徴的です。
Analog Lab Liteのプリセットでは近代的なシンセの音は厳しい感じを受けました。
個人的にはFairlight CMIのモデリングの音が好きでした。
次にピアノ。
ピアノには、ピアノ、アップライトピアノ、クラビネット、エレピが含まれます。
フルバージョンでは434、Liteでは25プリセットあります。
ピアノ音源は、Analog Lab Liteのプリセットでは物足りない感じ。
DAW付属音源が少し良くなった程度な感じです。
エレピに関しては、何個か良い感じの音が有りますが少し物足りない感じです。
ただ、Liteではプリセット数は少ないので、Analog Labだともっと良いのかも知れません。
クラビネットは良い感じでした！
これから製作する時の選択肢の１つになりそうです！
次にオルガン。
フルバージョンでは311、Liteでは19プリセットあります。
オルガンですが、とても良い感じでした！
頭の中でイメージする「これぞ！」という音が出ます！
個人的に他のプラグインではあまりそれが無いので、これから先結構使っていきそうな予感がします。
最後にマルチ。
フルバージョンでは119、Liteでは15プリセットあります。
レイヤされた音や、キーボードを適当に叩いてもアルペジオが流れてそれっぽくなるプリセットがあります。
Liteではプリセット数は物足りませんが、面白い音が入っていたのでフルバージョンは期待できると思います。
CPU負荷等
CPU負荷は、使うシンセやモデリングによりますが基本的にそんなに重くないです。
また、サンプリングでは無くモデリングなのでパソコン本体の容量を圧迫しないのも嬉しいですね。
プリセットの読み込みもサクサクです。
まとめ
ビンテージ系のシンセの音が好みならAnalog Labはアリだと思います。
全体的に音が太く馴染みやすいので、生音系とも相性が良いかと。
Analog Lab上でプリセットも買い足せるので、近代的なシンセの音もある程度対応可能かも知れません。
EDMで検索したら何個かヒットしました。
ただ…1つ弱点があると言えばあります…。
使えば使うほどプラグインの単体又はV Collectionが欲しくなると思います！
Analog Lab Liteを軽く触ったら「V Collectionまで欲しい！」っと自分は思いましたｗ
Arturia製品を持っているとアップグレードも出来るので、とりあえず、Analog Labから入って使いこんで、設定に不満が出てきたらアップグレードというのも良いかも知れません。
あと、自分のように「とりあえず、Analog Lab Liteからでも良いから使ってみたい」という人は、ARTURIAのキーボードに付属しているので購入してみても良いかも知れません。
KeyLab 49 Essentialは、2万円程でMIDIキーボードが入手でき、Analog Labのフルバージョンも付いてくるので一番オススメです！
何かの参考になれば！
ではでは！
サウンドハウス：ARTURIA ( アートリア ) / MINILAB MK 2
サウンドハウス：ARTURIA ( アートリア ) / MICROLAB BLUE MIDIキーボード
※コメント欄ははこちら