先日、Apple M1チップ搭載のMacの発売を発表しました!
CPUもGPUも高性能っぽいのでかなり気になりますよね。
今回は、そのApple M1チップ搭載のパソコンでDTM出来るか考えていきます。
まず結論から言いますと
純正のLogic Pro Xは特に問題なく使えそうだけど、
現状分からないことが多いので、購入するにはまだ時期尚早と思います。
新しくて性能も良さそうなMac。
自分も凄く気になっています!
しかし、今はそこをグッと抑えて待ちの方が良いと思います。
その理由を述べていきます。
性能の詳細がまだ出ていない
Appleの発表では、CPUが現行の2.8〜3.5倍高速・GPUが現行の5〜9倍高速となっています。
現行Macbook Pro 13inch Corei7のベンチマークスコアから2.8倍だとすると、
4517×2.8=12647
現行のMac Pro Xeon 12Coreを超える値となります
※現在ベンチマークスコアは出ています。下記リンク先を参照ください。
https://browser.geekbench.com/mac-benchmarks
これだけ見ると凄くハイスペックなのですが、まだ誰もベンチマークスコアを測れていないので確証は得られません。
YouTuberやガジェット好きの人が購入次第レビューを出すと思うので、その人達のレビューを待ってからでも遅くは無いと思います。
最大メモリ16GB
少し気になっているのがこれです。
他のIntelのCPU搭載のMacが32GBなど大容量のメモリ搭載できるのに対して最大16GB。
今回はライトユーザー向けなのかな?っと思ってしまいます。
ただ、iPhoneがAndroid搭載スマホよりもメモリ容量が低くてもサクサク動くので、もしかしたら、メモリ容量も最適化されている可能性もあります。
各DTMソフト、プラグインの対応状況
Apple M1チップ搭載のMacにはおそらく、新OSのBig Surが載ってくると思われます。
Macの新OSが出る度、各DTMソフトメーカー・プラグインメーカー共に新しいOSには上げることへの注意喚起が必ずあります。
新OSになっていつも使ってるソフトが動かなくなるのはよくある話です。
新OSでの動作チェック・動作が上手くいかなかった場合の対応等があるので、自分の使っているソフトメーカーから動作確認の報告が来てから購入した方が無難だと思います。
また今回からCPUがintelでは無いので、不具合はいつも以上に出る可能性が高いと思います。
※各DAWソフト、プラグインの対応表を作ってみました。
※藤本健さんの”DTMステーション”でも現状どれほど動作するかの検証が行われています。
買う場合の注意点
上記2つのことをクリアしたとしても、作業のすべてをApple M1チップ搭載のMac 1台だけでは行わない方が良いと思います。
IntelのCPUが載ったMac、又は作業を全部代替え出来るWindowsパソコンを用意した上で買うのが無難かと。
Apple製品に限らず過去のどの製品の例を見ても、新製品が完璧だったことはほぼ無いと思います。
メーカー側がどんなに努力をしても必ず何らかの不具合のようなものは出ます。
それがどんなものなのか現状予測がつきません。
また発売されてどのタイミングで不具合が出るか誰も分かりません。
Apple M1チップ搭載のMacを買う場合、不具合が出てもバックアップしてくれるようなパソコンを用意しておいた方が良いと思います。
それが出来そうに無いなら、現行のIntel搭載Macの方が無難だと思います。
※購入する場合、どれを購入するか検討した記事も書いています。
まとめ
Apple M1チップ搭載のMacの発売は11月17日からです。
少し厳しめに話をしてきましたが、個人的には数か月待ってみて不具合などが自分に影響なければ買おうかと思っています。
それだけ発表された時の性能アップの報告は魅力的です!
そして、新しいものだし触ってみたいw
ただ自分の場合は現在メインで使用しているiMacが壊れての買い替えとなると、少しと考えないといけないと思っています。
バックアップのパソコンがWindowsのノートパソコンで出来るかを検証しないといけなくなるかな。
これからApple M1チップ搭載のMacの情報がどんどん出てくるはずなので楽しみですね!
概要が大体見えてきたらまた記事にしようと思います。
何かの参考になれば!
ではでは!
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