どうもMr.Kold(@kold_beat)です!
最近「Audio Unitプラグインから、システムが不安定になる可能性がある問題が報告されました」という警告文が何度も表示され、

プロジェクトデータを開けなくなるというトラブルに遭いました。
今回はそのときの状況と、最終的にどうやって解決したのかをまとめておきます。
※なお、ここで紹介する方法はすべての環境で有効とは限りませんので、参考程度にお読みください。
結論:原因のプラグインを最新バージョンに更新する
最終的な結論はシンプルで
ざっくり言えば、「すべてのプラグインをアップデートすれば解決する可能性が高い」ということです。
とはいえ、全部更新するのは正直面倒なので、ここでは自分が実際にやった「怪しいプラグインの見つけ方」を紹介します。
原因のプラグインを特定する方法
1. 問題のあるプロジェクトを開く
まず、開けなくなっているプロジェクトデータを立ち上げます。
すると、おそらく下記のような警告が表示されます。
「Audio Unitプラグインから、システムが不安定になる可能性がある問題が報告されました」

2. 「復元」を押して確認する
そのまま「復元」を押すと、各トラックに挿されているプラグインが非アクティブになりアクティブになる現象が確認できると思います。
自分の場合は、ここで**「W495」と「Drip」**という2つのプラグインが該当していました。
3. 該当プラグインをアップデートする
この2つを最新バージョンに更新したところ、警告が消え、プロジェクトも問題なく開けるようになりました。
かなり単純な解決法ですが、効果は抜群でした。
ちなみに、インストールされていないプラグインがプロジェクト内に含まれていても動作には影響しないようです。
(インストールされていないプラグインがあってもプロジェクトが立ち上がりました)
解決に至るまでに試したこと
結論にたどり着くまで、実はいくつか別の方法も試しています。
ここではその経過も残しておきます。
① 古いプラグインのアンインストール・再インストール
まず行ったのは、古いバージョンのプラグインを削除・再インストールすること。
特に、Wavesの旧バージョンを削除してみました。
結果的には「W495」「Drip」が原因だったので、直接の解決にはつながりませんでしたが、
動作を軽くする効果はあったのかもしれません。
② RosettaのON/OFF設定
次に試したのが、MacのRosetta設定です。
このため、Rosettaの設定変更も決定打にはなりませんでした。
③ データの保存場所(iCloud)を疑う
保存先が「iCloud」だったため、ローカル保存に切り替えることも試しました。
しかし、これも改善せず。
また、iCloudには他のクラウドのような履歴復元機能がないため、
以前の状態に戻すこともできませんでした。
この段階では、「データ破損の可能性」を疑っていましたが、
最終的にはプラグインの問題であることが分かりました。
まとめ:プラグインの管理はこまめに!
以上「Audio Unitプラグインから、システムが不安定になる可能性がある問題が報告されました」というエラーでプロジェクトが開けなくなったときの記録でした。
今回の経験で痛感したのは、
ということです。
進行中の楽曲データが開けないときの絶望感はなかなかのものでしたが、
同じように困っている方の参考になれば幸いです。
ではでは!



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